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SCP-173調査報告書


オブジェクト番号: SCP-173
オブジェクトクラス: Euclid


概要

SCP-173は、彫像のような外観を持つ異常存在である。材質はコンクリートと鉄筋で構成されており、表面には未特定の塗料の痕跡が見られる。彫像の顔には抽象的な模様が描かれており、全体的に不気味な印象を与える。高さ約2m、重量約300kgと推定される。


異常性

  1. 直視時の無害性
    • SCP-173は視線を浴びている間は完全に静止する。
    • 一切の動作を行わず、無害に見える。
  2. 視線が途切れた瞬間の移動
    • SCP-173は視線が外れた瞬間に驚異的な速度で移動する。
    • 移動距離は制限がなく、通常の人間の反応速度では対応不可能とされる。
  3. 攻撃性
    • 移動時に目標に接近し、首を折る、もしくは窒息させる方法で対象を殺害する。
    • この動作は無差別であり、SCP-173が知性を持つかは不明。
  4. 液体排泄物
    • SCP-173の収容室内には、血液と糞尿の混合物が蓄積される。
    • この液体は未知の方法で生成され、定期的な清掃が必要とされる。

実験記録

実験173-A

目的: SCP-173の移動速度および視線の影響を確認
手順: 複数のD-クラス職員が収容室に入り、視線を交互に維持する。
結果:

  • 職員が視線を外した瞬間、SCP-173は1秒以内に目標に接近。
  • 対象者は首を折られて死亡した。
  • SCP-173の移動速度は0.2秒で2メートル以上移動可能と推定された。

実験173-B

目的: SCP-173の素材および破壊可能性の調査
手順: 無人ロボットを使用し、SCP-173に物理的ダメージを与える試みを実施。
結果:

  • ハンマーや溶接機による攻撃は表面に傷をつけることすらできなかった。
  • SCP-173の構造物質は、既知の技術では破壊不可能と結論付けられた。

考察

SCP-173は、物理的攻撃や通常の拘束手段が通用しない極めて危険な存在である。その異常性は視線に依存しており、適切な監視手段があれば収容が可能であるが、管理には多大なリソースを要する。

SCP-173が生成する液体の成分や目的、さらにはその攻撃行動の意図については未解明のままである。これらの要素を解明することは、SCP-173の本質を理解する鍵となる可能性がある。


収容プロトコル

  1. SCP-173は、耐久性の高い密閉収容室に保管する。
  2. 収容室内に入る場合は、常に3名以上の職員が同行すること。
    • 視線を外さないよう、職員は交代で監視を行う。
  3. 収容室内の清掃は毎週実施し、清掃中も視線を維持すること。

備考

SCP-173の収容違反は重大な被害を引き起こす可能性があるため、監視カメラや自動清掃装置など、技術的な支援を活用した収容体制の強化が求められる。また、長期間の収容維持が可能となるよう、液体生成の根本的な原因を解明するさらなる研究が必要である。

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